フロップ
プリフロップが終了すると、テーブル上に3枚の『共通カード』が配られます。
共通カードには『ボード』、『コミュニティカード』といった別の呼び方もありますが、「ルールを覚える」の項目では全編を通して『共通カード』という呼び方に統一しています。
共通カードは最終的に5枚になりますが、この時点ではそのうちの3枚だけが配られます。
5枚の共通カードのうち、ここで出てくる3枚のカードを『フロップ』と呼びます。
ポットには前回のプリフロップで集められたチップが保管されています。
ここで2回目のベッティングラウンドが行われます。
フロップという言葉は、この2回目のベッティングラウンドを指す言葉としても使われます。
−言葉の使用例−
「今はフロップの場面です。」(ベッティングラウンドを指す言葉)
「したがって、共通カードはフロップのみ配られている状態です。」(共通カードを指す言葉)
プレーヤーは、手元の手札とテーブル上の共通カードを組み合わせて役を作ります。
しかしこの時点では、まだ3枚の共通カードしか配られていない状況なので、各プレーヤーの役は暫定的な状態といえます。
あなたの役を例にみてみると、現時点の役は『Kのワンペア・T96のキッカー』です。
しかしこの後に配られる残りの共通カード次第では、さらに強い役へと発展する可能性があります。
各プレーヤーは、役の発展性も見越した上でチップを賭け合います。
発展性が見込めず、強い役を作れないと判断した場合は、このゲームから降りることも可能です。
上の図では、プレーヤー4が既にゲームから降りています。
一度ゲームから降りると、手札はディーラーに回収され、プレーヤーはそのゲームの勝利権を失うことになります。
各プレーヤーの賭け合いが終了したところで、ゲームは次のラウンドへと進行します。
プレーヤーが出し合ったチップは、まとめてポットへと追加されます。
−簡単に言います!おさらいです!とりあえずこれだけ覚えればOK!−
- プリフロップが終わると、5枚の『共通カード』のうち最初の3枚がテーブル上に配られる。
- この3枚の共通カードを『フロップ』と呼ぶ。
- フロップが配られた後、2回目のベッティングラウンドが行われる。
- プレーヤーは共通カードと手札を組み合わせて役を作る。
以上!
これで2回目のベッティングラウンドが終了しました。
ゲームは中盤へと移行します。
あなたはこのゲームに勝てるのでしょうか!?
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