ストレート
ストレートとは、5枚のカードがランク順に連なった役です。
ストレート同士がぶつかった場合には、ストレートの構成ランクを比較して勝敗を決めます。
構成ランクが同じ場合は引き分けです。
ストレートは5枚揃ってひとつの役なので、キッカーは存在しません。
▼Player1-winner-
▼Player2
プレーヤー1がQ〜8のストレートに対して、プレーヤー2はT〜6です。
したがって構成するカードランクの高いプレーヤー1の勝ちです。
ストレートの役名をランクに応じて言い分ける場合は、「○○ハイ・ストレート」という表現を使います。
○○には、5枚の中で最も高いランクのカードが入ります。
この例の場合、プレーヤー1は「Qハイ・ストレート」、プレーヤー2は「Tハイ・ストレート」です。
ストレートでは、AをKの上のカードとしても使えますし、2の下のカードとしても使えます。
Aを2の下のカードとして使う場合に限り、Aのランクは最も弱くなります。
これはストレートとストレートフラッシュにのみ起こる特殊な現象です。
▼Player1-winner-
▼Player2
この場合、プレーヤー1がAハイストレート、プレーヤー2が5ハイストレートです。
Aハイストレートが最も強いストレートなのに対して、5ハイストレートは最も弱いストレートです。
2→A→Kのようにつなげることはできません。
Aはあくまで一番上か一番下です。
−簡単に言います!おさらいです!とりあえずこれだけ覚えればOK!−
- ランク順に5枚連なった役を『ストレート』と呼ぶ。
- ストレート同士では、構成ランクの高いストレートが強い。
- AはKの上としても2の下としても使えるが、2→A→Kというつなげ方はできない。
以上!
テキサスホールデムにおいて、ストレートは同役同士でぶつかるケースの比較的多い役といえます。
そのためストレートを作った際には、「構成ランクで負けている可能性は無いだろうか?」という点を常に意識する必要があります。
しかし私は個人的に好きな役です。
少し先の話になりますが、戦略コースでは「なぜ私はストレートが好きなのか?」という点について解説していきたいと考えています。
これにはちゃんと理由があるんです。
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