フォーカード
フォーカードとは、5枚のうち4枚が同じランクのカードで構成される役です。
フォーカード同士がぶつかった場合は、役のランクを比較して勝敗を決めます。
同ランクの場合はキッカーを比較します。
フォーカードは4枚役なので、キッカーは1枚です。
テキサスホールデムにおいて、同ランクのフォーカード同士がぶつかるというケースは、共通カード上でフォーカードが完成したときのみ発生します。
▼Player1
▼Player2-winner-
役のランクを比較すると、プレーヤー1が8、プレーヤー2がKです。
したがってこの勝負はプレーヤー2の勝ちです。
▼Player1-winner-
▼Player2
この場合、役のランクは二人とも同じですので、キッカーを比較します。
二人のキッカーは、プレーヤー1がQに対してプレーヤー2は7です。
したがってこの勝負はプレーヤー1の勝ちです。
フォーカードの役名をランクに応じて言い分ける場合は、日本語では「○○のフォーカード」という表現を使います。
しかしフォーカードという名称は日本独特のもので、正式な英語では「フォー・オブ・ア・カインド」と表します。
海外でプレーする際に、「フォーカード」という言葉を使っても通じませんのでご注意を!
日本国内では、たとえシリアスな局面であってもフォーカードという言い方が一般的です。
このサイトでは分りやすいようにフォーカードに統一します。
詳細に示す際には、「8のフォーカード、Qのキッカー」といったようにキッカーまで読み上げます。
−簡単に言います!おさらいです!とりあえずこれだけ覚えればOK!−
- 4枚同ランクのカードが揃った役を『フォーカード』と呼ぶ。
- フォーカード同士では、ランクの高いほうが強い。
- 役が同ランクの場合は、キッカーのランクの高いほうが強い。
以上!
フォーカード以上の役は、ほとんど遭遇することはありません。
毎日のようにポーカーをプレーしているポーカープロでさえ、フォーカードは一ヶ月に一度在るか無いかの貴重な役です。
ラスベガス等の大きなカジノでは、フォーカード以上の役を作り、なおかつその役で負けてしまった場合、バッドビートジャックポットという賞金が出る事があります。
場合によっては、日本円で何百万円という金額を手にすることもあるようです。
このようなポーカールームでは、フォーカード以上の役を作った時にはむしろ負けたほうが嬉しいと言えますね。
バッドビートジャックポットはAのフルハウス以上と設定されているポーカールームもあるようです。
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